October 26, 2006

ランクイン




本日の新聞紙上、ヤマト楽器精文館ビル店でのシングルCDチャート6位にランクインしました。
集計期間によって変動がありますが、2位にランクインの集計結果もあり、好調に推移しております。
多くの皆さまのお耳に歌声が届きましたこと、大変嬉しく思います。
この曲が、少しでも皆さま方のお心に響き、また癒しになれば幸いです。
ありがとうございました。


October 22, 2006

日本のうた 岡崎公演



プログラムです。


曇り空の中、開演

屋外のせいか、リラックスした雰囲気の中、開演。
まずは、秋の歌メドレーからのスタート。
順調と思いきや、まもなく雨が…。お客様は屋根の下へ避難。
ステージとの距離ができてしまった。もっと近くでコミュニケーションを取りたかったけど…。

その場で作曲コーナー

やはり一番の盛り上がりはこのコーナー。
例題のあとに、お客様にキーワードを言ってもらい、すぐにピアノで弾いてしまうという企画。
普段の自分の作業の中ではさしたる事でもないけど、お客様にとっては新鮮なものだったのか、感嘆の声・笑いが入り混じる中、4人からの無理難題を無事演奏。
お客様から頂いたキーワードは次のとおりです。
  • 岡崎城(例題1)
  • 徳川家康(例題2)
  • 学校での一日(ストーリ仕立て:例題3)
  • 3人目の男児誕生
  • 競馬(走る馬)
  • 中日vs日本ハム
  • もうすぐ結婚(に対する喜怒哀楽?)


だいじなわすれもの熱唱

いよいよラスト間近。
リリースされたばかりの「だいじなわすれもの」生演奏。パブリックな場所での演奏は今日が初めて。
心配していた喉のコンディションもなんとか大丈夫で、無事歌うことができた。
フィナーレは「村まつり」を会場の皆さんと歌って終了。
子供たちが「ドンドンヒャララ」を叫んでいたのが印象深い。

構想2ヶ月の今回の企画もなんとか上手く行き、それなりの手応えを感じることができました。
雨の中、最後まで帰らず聴いていただいた皆様、本当にありがとうございました。
また春にお会いしたいと思っております。


October 21, 2006

能楽堂仕込み


夕方6時より明日の仕込みを行う。
この時期になると、この時間ですでに暗い。
そんな中、せっせと機材を搬入。

夜の能楽堂

とても幻想的な雰囲気。これで火を焚いたら最高。
この夜の雰囲気で行いたかったが、親子ということと寒さを心配して、今回は昼公演に。
一度は夜にやってみたい。

観客の気分で

客席に座ってみる。
同じ屋外でも、野音とかで聴くのと違って落ち着いている。やはり能舞台だからだろうか。
またホールと違って、くつろぎながら演奏を聴けるのがいい。
ただ残念ながら、飲食は禁止とのこと。Mt.Fuji Jazz Festivalのようにはいかない。

サウンドチェック

ワイヤリングも終わりいよいよ音出し。
ボリュームをMAXまで上げてみる。なかなかよい。迫力満点!
音源・ピアノ・ヴォーカルのバランスや、モニターバランスを確認して終了。
せっかくセットしたけど、盗難防止のため撤収。うーん、仕方ない。
でも、音の感じもつかめたので一安心。
いよいよ明日が本番。楽しいイベントになりますように。


October 20, 2006

熱田文化小劇場にて

今日は、二胡奏者張照翔氏のコンサートでの演奏。
「文学と弦の饗宴・蒼き狼」というタイトル。
天野鎮雄さんの朗読が音楽に絡みながら進行するスタイル。

まずは現場入り、サウンドチェック

9時出発、11時半すぎに現場入りしてセッティング。
今日はキーボード3本持ち込みということで大量の荷物を2人でせっせと運ぶ。搬入スタートから音が出るまで、ほぼほぼ1時間を要した。

ゲネプロ

14時半からゲネプロスタート。
今日の編成は、張さんの二胡にギター・パーカッション&ボーカル・尺八・シンセが加わる。
天野さんの迫力ある声が響き渡る。「ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン」
2日前のリハでもすごいと思ったが、今日はさらにすごかった。
今回はほとんどがモンゴルの曲ということで、曲自体なじみがなく、自分自身はやや苦戦。

キーボードブース

これだけのセットでの演奏は学生時代以来のような気がする。
フュージョンバンドをやっていた頃はスペースサーカスなんかのコピーをバリバリに弾きまくっていた。
JunoやDX7やD-50などなど。ただこのD-50、いまだ現役である。
それにしても、あの頃と比べると機材の進化はめまぐるしい。

そして本番

19時、オンタイムでスタート。
張さんのユニークなMCをまじえながら、いい雰囲気で進む。
話し出すととまらないらしく、10分押しで終演。
アンコールは1曲用意していたが、急遽「ふるさと」を追加演奏。関係者曰く、アンコール2曲は珍しいとのこと。
無事終了しておつかれさまでした。

最後の仕事は撤収。
大荷物を積み込みいざ帰途に。日付が変わり1時半頃到着。
長い1日が終わった。


October 14, 2006

星になった少年

今日は、朝からラジオ出演。
一般的にはそれほど早い時間ではないと思われるが、自分にとってはかなり早朝。
家を7:30に出発。外はすでに、人も車も動き出していた。
こんな時間から世間は動いているのか、と妙なところで感心。



ハリウッド映画音楽についての話がメインであったが、トークの中で坂本龍一さんの「星になった少年」について触れてみた。
この作品で初めて、曲の進行が読めた。おそらくここでメロがこう来てコードはこう来るだろう、というのが読めてしまった。
オリエンタルな響きの中に感じるフランスの香り。
坂本さんの背中が見えた瞬間。

さて、昨日リリースの「だいじなわすれもの」
これ、なかなか坂本的なとこがある。
というか「星になった少年」を感じてしまう。似ているとか似てないとかではなく、大きなくくりとして坂本的な流れを感じる。(増4度からの半音下降など)
意識して作った訳ではないけど、やはり影響を受けているのか。

坂本龍一さん曰く、「現在われわれがやっている音楽は、95%が模倣。よく言われるオリジナリティなんてものは5%にも満たない」
自分で言ってしまっている。
坂本さんをしてそうであれば「だいじなわすれもの」が「星になった少年」を感じても仕方ない。ご容赦ください。