December 30, 2006

1年を振り返る


今日のスタートは、やや遅いLunchから。
14時前にお店入り。いわゆるビュッフェダイニングというもの。
こういうお店へ来ると、育ちが悪いのかついついあれもこれもとなってしまう。ひと通り食べてみないとどうにも気が済まない。


気がつくとまわりはだれもいない。最後の1組になるまで目一杯食べ倒した。
立ち上がった時の胃の重さにビックリ! 今日はこれ1食で終わり。もう何も食べられない。

冬至を過ぎたとはいえまだまだ日の入りは早く、海辺に着いた頃はまだ夕刻なのにすでに夜の感じ。水平線上に、冬のシンボル「オリオン」がようやく顔を出す頃。1等星を2つ持つこのオリオン、さすがの風格。

オリオンと言えばM78星雲。そう、ウルトラマンの故郷。また星の製造工場とも言われるM42、三つ星や赤星ベテルギウス、青白く輝くリゲル、それに暗黒星雲も…。
オリオンから下ると、恒星で最も明るいとされるマイナス1.6等星シリウス。上に目をやると、わが星座おうし座の姿も。ここにはプレアデス星団M45が輝く。(谷村新司さんの歌にもある「昴」)

とにかく、冬の星座は夜空を賑やかに彩る。今日は月夜だったため、降り注ぐ満天の星空、という訳にはいかなかったのが残念。
闇夜であれば、Milky Wayも見られるんだろうなぁ。
(ついつい天文少年だった頃に戻ってしまいました)

そして、この1年を振り返る。いやいや本当に盛り沢山の1年だった。
「望まないこと」をモットーとしたら、とても大切なものが手に入ったと言う。やはり欲張ってはいけないということ。
来年は、2つの大きな目標を持ちながらも多くは望まないことにしよう。


December 29, 2006

不屈の民


何を思い立ったか、急に「不屈の民変奏曲」が気になって、一気に4種の音源を聴いてしまった。
これらの音源を聴いたのは、本当に久しぶり。哀愁漂うテーマから繰り広げられる大河。

この曲は、フレデリック・ジェフスキーという作曲家・ピアニストが、チリの革命歌をもとに作曲した36の変奏からなる大作。
作品の内容、そして規模の大きさからしても、バッハ「ゴールドベルク変奏曲」・ベートーヴェン「ディアベリ変奏曲」と並び称され、音楽史上に輝くピアノ作品としての変奏曲。
なんせ、ほぼほぼ1時間を要するこの曲、弾くのはもちろんだが、4種聴き通すのにも体力がいる。

今から20年ほど前、渋谷パルコ劇場で作曲者自身が演奏するのを聴いた。思えば、この時からこの曲の虜になってしまった。
演奏を聴いてから譜面を入手し、この曲の緻密さにあらためて驚いた。そして音源を集めた。あと2種が手に入らない!

最後の変奏からカデンツァになだれこみ、そして静かにテーマのメロディーが現れた瞬間がなんともたまらない。思わずゾクッときてしまう。

ジェフスキーという人、COPYLEFTの立場の方のようだが、全音版はミスプリントがあったりする。
まあ、手くせを譜面にしたようなところもあるので…。とは言いながらも、みんな全音版を使っているようだ。
以前は、遊び半分で弾いたりもしていたが、通して弾くとなるとなかなか困難。手くせが文字通り、癖ものであったりする。

そう言えば、7〜8年前に「ゴールドベルク」を弾いたことがある。
2夜連続で「ゴールドベルク」と「不屈の民」を弾く、なんてことはできないかなぁ。やってみたいけど、かなりの勇気がいる。
機が熟したら、ということで…。


所有の4種音源
高橋悠治盤
1978年録音
長らく定番と言われていた盤
Stephen Drury盤
1992年録音
オリジナルの歌を収録している
Mark-Andre Hamelin盤
1998年録音
スタイリッシュでクリアな演奏
Frederic Rzewski盤
1998年録音
自作自演盤、なかなか泥臭い演奏


December 26, 2006

すでに完売!


そして夢の国へ

クロスウインドというバンドの初CD化アルバム「そして夢の国へ」は予約受付後、間もなく売り切れ。
LP発売当時、すり切れるほど聴いた1曲目「森は不思議なおもちゃ箱」が個人的には一番のお気に入り。

ギタリスト小川銀次さん率いるこのバンドは、スペースサーカスと双璧を成すバカテクバンド。
クロスウインド3rdアルバムにして最高傑作と称されるこのアルバム、初回限定生産ということで、また高値で取引されることになるんだろうなぁ。(スペースサーカスは2万円近くで取引されていたりする)

今回は、なんとか予約できました。ちなみに、発売は2007年1月30日です。


December 25, 2006

本年最後のリクエスト?


今日は、20時までの空き時間にラジオを聞いていた。
すると、リスナーからのメッセージで「Summer in Memories」のリクエストが。CDリリース後、何度かラジオから流れているのを聞いていたが、本年最後ということでやや格別。


これを聴きながら、初めて自分の曲がテレビから聞こえて来た時のことを思い出していた。公共の電波で自分の曲を聴くということでは、今日のラジオも同じこと。
初めての時はもう嬉しくて、ビデオ録画して後から何度も繰り返し見た。テレビという箱から自分の曲が流れてくるなんて、現実と非現実の区別もつかないくらい舞い上がっていた気がする。
あれから10年以上の月日が経ち、慣れっこになっている自分に少し反省。

今までで一番印象強いのは、ベルサイユ宮殿の番組。われながら「これはハマった!」と思った。
また違う意味で印象深いのは、みのさん司会の正月特番でのエンディング曲。これも快心の出来だったのに、最後の最後までみのさんがしゃべりまくっていて、曲はあまりよく聞こえず、ようやく聞こえたのは最後の「ジャーン」。年末ぎりぎりまでリテイクの繰り返しで、苦労の末ようやくOKが取れたのに!これには正直参りました。

また聴きながら、マスタリングの落としどころはどうしたものか、なんてことも。
ダウンロードして音楽を聴く時代。MP3に代表される圧縮データに対するマスタリングやラジオエディット、それらに絡まる音圧戦争などなど。

そんなこんなを考えながら、ラジオから流れる自分の曲を聴いてました。
リクエストを下さった方・Sディレクター、ありがとうございました。


December 22, 2006

クリスマス・イルミネーション


JR高島屋前の有名スポットに立ち寄ることができた。
もうクリスマスムード一色。家族連れ・カップル・仕事帰りのサラリーマンやOLさんなどでごった返し、まるで縁日のよう。
東京を離れてはや数年。久しぶりに人の波に酔いそうだった。

 


百貨店の中は、やはり華のあるヤングキャラクターフロアがにぎわっていたが、人の多さでは何と言ってもTiffany!


いつもは静かなショップ内が人、人、人。これには驚いた。
ほとんどは単独の男性陣。みんな大切な人へのプレゼント選びに必死の様子。ショップに足を踏み入れるのはさぞ勇気がいっただろうなぁ、と思いながら眺めていた。それと、ついつい何を買って行くのかが気になってしまう。

お店の方曰く「これでも予想よりも少ない、明日がピークでは」とのこと。買い物の男性陣も必死だが、お店も予算達成に必死。

世間のクリスマス・ムードも最高潮。
今年あちこちで見つけたイルミネーションの一部をお見せします。

 
ラグーナ蒲郡 一般家庭

 
蒲郡プリンスH 一般家庭