October 14, 2006

星になった少年

今日は、朝からラジオ出演。
一般的にはそれほど早い時間ではないと思われるが、自分にとってはかなり早朝。
家を7:30に出発。外はすでに、人も車も動き出していた。
こんな時間から世間は動いているのか、と妙なところで感心。



ハリウッド映画音楽についての話がメインであったが、トークの中で坂本龍一さんの「星になった少年」について触れてみた。
この作品で初めて、曲の進行が読めた。おそらくここでメロがこう来てコードはこう来るだろう、というのが読めてしまった。
オリエンタルな響きの中に感じるフランスの香り。
坂本さんの背中が見えた瞬間。

さて、昨日リリースの「だいじなわすれもの」
これ、なかなか坂本的なとこがある。
というか「星になった少年」を感じてしまう。似ているとか似てないとかではなく、大きなくくりとして坂本的な流れを感じる。(増4度からの半音下降など)
意識して作った訳ではないけど、やはり影響を受けているのか。

坂本龍一さん曰く、「現在われわれがやっている音楽は、95%が模倣。よく言われるオリジナリティなんてものは5%にも満たない」
自分で言ってしまっている。
坂本さんをしてそうであれば「だいじなわすれもの」が「星になった少年」を感じても仕方ない。ご容赦ください。