March 30, 2006

ティン・ホイッスル

CELTIC WOMAN

今日届いたこのCDを聴いてみた。透明ヴォイスがいい。自分の音源制作でも、ずっと前からケルティックな素材が欲しかった。なんとかならんものか。


ティン・ホイッスル
ケルトと云えば、やはりティン・ホイッスル。
日本語で錫笛(すずぶえ)。このアルバムでも上手い具合に使われていた。
哀愁を帯びた音色がなんともよい。少し前までケルト指向が強かったジェームズ・ホーナー氏。あの映画「タイタニック」のテーマ曲のイントロでもこの音色を聴く事ができる。
最近では、坂本龍一さんの「星になった少年」サントラでも。

ちなみに、当方のCDでも使いました。(サンプラー用のROMですけど)


という訳で、このアルバム、思っていたよりもよろしい。
同じケルトでもエンヤはちょい苦手なんだが…。
トリノオリンピックの女子フィギュアエキシビジョンで荒川静香さんが使用した曲も入ってます。

ネッスンドルマはこれには入ってませんので、あしからず。


March 27, 2006

コンサートの結果は…

無事、コンサートが終了!

正式名称は、
鈴木直己アコースティックコンサート「大地」-The Earth-
という少々長ったらしいもの。
名古屋・池下駅近くのレストラン「赤い靴」で行いました。
メンバーみんなのプレイのおかげを持ちまして、大成功のうちに終了!
それぞれ個性のある各プレイヤーのソロは、自分がステージにいながら、時に観客と化して聴き入るほど。
MCおくむらも、さすがプロの仕事!
とにかく、楽しく演奏でき、バンメンに感謝!
もちろん、お越しいただきました50名のお客様、そしてこの機会をいただきました赤い靴マネージャー様およびスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
CDも売れてよかった!(正直なところ)


March 25, 2006

リハ

なんとか個別リハが終了!

3月26日のディナーコンサートのリハを2日に分けて実施。というかメンバーの都合が揃わず、仕方なく変則リハになってしまった。
リハ初日はギタリスト谷口順哉さん、2日目の今日はドラマー白井紀充さんとの個別リハ。今回のコンサートはすべて自分のオリジナル曲ということで、各プレーヤーさんにはかなりの負担になっていると思われるが、出てきた音は申し分なし。実際に音が出る前は正直やや不安だったが、これでなんとかなりそう。
万が一、演奏がヤバイとなったら、あとはMC姫にしゃべり続けてもらうとしよう。
最後の仕上げはヴァイオリン宗川諭理夫さんを含めた当日リハ。(というか、ほとんどゲネプロ)
さて、本番の出来は?


March 22, 2006

お彼岸

暑さ寒さも彼岸まで
と云われるが、つい先日も強風でとても寒かった。札幌は雪だったとか。

今から20年程前、栃木県の宇都宮市に住んでいたことがあるが、そういえば3月のお彼岸の頃に雪が降って驚いた記憶がある。とにかく寒いところだった。
彼岸といえば、「彼岸花の幻想」という曲。
この曲を知った当時の私は、ロマン派以降の洗礼を受けておらず、この曲との出会いは衝撃的だった。
音楽の縦軸も横軸も曖昧な感じで曲が進む中で、突然トニックコードが現れる。調性の響きの美しさがとても新鮮に感じられ、ショックを受けた。

ここから私は現代物へ興味が移行し、武満徹さんのスコアを読むようになるわけだが、結局今は商業音楽を書いている。


March 21, 2006

CDがお店に並ぶ日

今日からブログなるものを始めてみます。
できるだけ更新できるできるようにがんばりますので、見に来てくださいね。
設立準備にご尽力いただきましたMoO STUDIO大竹さん、ありがとうございました。

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さて、本日は1stアルバムがお店に並ぶ日。いきなり宣伝ってのもなんですが、そうなんです。
こんな感じのものですが、ぜひ聴いてみてください。先行でご予約いただいた皆様、ありがとうございました。
音楽をやっていて、ふと写真・映像や絵画や文筆の方がうらやましくなる時があります。
それは世の中の多くの人に、自分の作品を永続的に目で見て手に取って確かめてもらうことができるから。
音楽は時間の芸術で、音は基本的には時間軸に沿って流れて消えてしまう一過性のもの。
なので音を残すには記録するしかない。譜面は残るものだけど、世の中すべての人がこれを認識することは難しい。
この世に生を受けた限りは、永久不滅の時空間に生きた証を残したい。
ということで、私はグレン・グールド氏ではないですが、記録としての音楽を残すことにして、今回のCD制作に臨みました。

ブログ初回ということで、ちょっと真面目なお話でした。