May 20, 2006

ポセイドン

ポセイドン・アドヴェンチャー

が帰ってくる!

この映画のCMを見た。ペーターゼン監督が、70年代のパニックブームの先駆け的作品をリメイク。
今回の音楽担当はクラウス・バデルト。ジマー一派の売れ筋作家である。
少し前、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でサントラ市場としては大ヒットを飛ばした。
と言っても、ハンス・ジマーからかなりの指示が飛んだらしく、実質はジマーの作品と云われているが…。
バデルトの本質は、やはりドイツの響き。「K-19」では、かなり重厚なスコアを聴かせてくれた。
(同じ潜水艦ものでも、師匠の「クリムゾン・タイド」とはスタンスが違う)
オリジナルのポセイドン・アドヴェンチャーは、あのジョン・ウィリアムズ音楽。
幻のサントラはプロモ・ブート盤ともに高値で取引されている。
同氏はこの頃立て続けにパニックものを書いている。
「大地震」「タワーリング・インフェルノ」そして「ジョーズ」。この「大地震」のメイン・タイトルがよい!
ジョン・カカヴァス氏の「エアポート'75」に通じる古くささ!

そう言えば、ウィリアムズ氏のレア音源「イーストウィックの魔女たち」はようやく再発!
久々に手持ちのブート盤を聴いてみる。SW以前のウィリアムズ氏の魅力満載。
いずれにしても、レア盤集めにはお金がかかる。