December 26, 2006

すでに完売!


そして夢の国へ

クロスウインドというバンドの初CD化アルバム「そして夢の国へ」は予約受付後、間もなく売り切れ。
LP発売当時、すり切れるほど聴いた1曲目「森は不思議なおもちゃ箱」が個人的には一番のお気に入り。

ギタリスト小川銀次さん率いるこのバンドは、スペースサーカスと双璧を成すバカテクバンド。
クロスウインド3rdアルバムにして最高傑作と称されるこのアルバム、初回限定生産ということで、また高値で取引されることになるんだろうなぁ。(スペースサーカスは2万円近くで取引されていたりする)

今回は、なんとか予約できました。ちなみに、発売は2007年1月30日です。


December 25, 2006

本年最後のリクエスト?


今日は、20時までの空き時間にラジオを聞いていた。
すると、リスナーからのメッセージで「Summer in Memories」のリクエストが。CDリリース後、何度かラジオから流れているのを聞いていたが、本年最後ということでやや格別。


これを聴きながら、初めて自分の曲がテレビから聞こえて来た時のことを思い出していた。公共の電波で自分の曲を聴くということでは、今日のラジオも同じこと。
初めての時はもう嬉しくて、ビデオ録画して後から何度も繰り返し見た。テレビという箱から自分の曲が流れてくるなんて、現実と非現実の区別もつかないくらい舞い上がっていた気がする。
あれから10年以上の月日が経ち、慣れっこになっている自分に少し反省。

今までで一番印象強いのは、ベルサイユ宮殿の番組。われながら「これはハマった!」と思った。
また違う意味で印象深いのは、みのさん司会の正月特番でのエンディング曲。これも快心の出来だったのに、最後の最後までみのさんがしゃべりまくっていて、曲はあまりよく聞こえず、ようやく聞こえたのは最後の「ジャーン」。年末ぎりぎりまでリテイクの繰り返しで、苦労の末ようやくOKが取れたのに!これには正直参りました。

また聴きながら、マスタリングの落としどころはどうしたものか、なんてことも。
ダウンロードして音楽を聴く時代。MP3に代表される圧縮データに対するマスタリングやラジオエディット、それらに絡まる音圧戦争などなど。

そんなこんなを考えながら、ラジオから流れる自分の曲を聴いてました。
リクエストを下さった方・Sディレクター、ありがとうございました。


December 12, 2006

クリスマス・ソング in おおせデイサービスセンター


ほぼ3ヶ月ぶりの「おおせデイサービスセンター」。
12月ということで、クリスマス・ナンバーを取り入れたプログラムにしてみました。

まずは演奏の前に…

本日の献立

毎度のことながらのお楽しみ!
今日も、到着早々食事を出していただいた。まるで、これを目がけて行っているよう。
施設長をまじえながら、楽しくおいしく頂きました。

利用者のみなさまとともに

こちらへはもう何度もおじゃまさせていただいているため、お馴染みの顔もチラホラ。
われわれの話にウンウンとうなずいてくれる。利用者のみなさんやスタッフの方々が暖かく迎え入れてくれるので、とても気持ちがいい。
知っている曲になると一緒に歌ってくれる。今日はいつもに増して、みなさんの声がよく出ていました。素敵な歌声をありがとうございました。

クリスマス・プレゼント

森岡真施設長の粋な計らいで、クリスマス・プレゼントを頂きました。
思いもよらない心遣いにわれわれ大喜び!何歳になっても、プレゼントをもらうのは嬉しい。
物をいただいたということだけでなく、真心をいただいた気がして、心が温かくなった。

いつもわれわれの応対をしていただいたり写真を撮っていただいたりと、スタッフのみなさまには本当に感謝しております。
そして森岡施設長、ありがとうございました。

本日のメンバー

  • ピアノ:鈴木直己
  • ヴォーカル:喜多見ちよ

本日の演奏曲

  • クリスマス・メドレー
  • ふるさと
  • Summer in Memories
  • だいじなわすれもの
  • 蘇州夜曲
  • ジングルベル
  • きよしこの夜


December 11, 2006

ミッキーマウシング


FSM(Film Score Monthly)の最新リリースCDが、はるばる海を渡り届いたので、さっそく聴いてみた。
なんと、なつかしの「トムとジェリー」。
子供の頃よく見ていた「ポパイ」「ウッドペッカー」と並ぶカートゥーンの代名詞とも言えるアニメ。
作曲者は、MGMで活躍していたスコット・ブラッドリー(Scott Bradley)という方。

TOM and JERRY

この音楽、ミッキーマウシングの極地とも言えるもの。
ミッキーマウシングとは、簡単に言うと

登場キャラクターの一つ一つの動きに
完全にシンクロさせて音楽を付けること。

走り出せばテンポが早くなり、ころんだりなぐられたりした時にもピッタリとパチンと音が入る。この作品を一つでも見たことのある人なら、なんとなく想像できるんじゃないでしょうか?
音楽が単なるBGMではなく、ストーリー展開の鍵となっていた作品。動きの描写と心理描写を同時に行っていた。子供ながらに、音楽でドキドキ・ワクワクしていたような気がする。

今でこそデジタル編集で完璧なシンクロも容易になっているが、当時は映像を見ながらのアナログ作業。
テンポを微調整したり、尺合わせに変拍子を入れたり…。その都度譜面を修正、大変な作業だったと思う。純粋に音楽だけ聴いてみて驚かされた。
日本では「ジャングル大帝(旧作)」の冨田勲さんや宇野誠一郎さんなどが代表格。
また「ゴジラ」の伊福部昭さんは、かつて東宝のスタジオでスクリーンを見ながら指揮をされていたとも聞く。

今はどうかと言うと、あらかじめシーンを想定して録り溜め(悲しいシーン・緊張シーンなどなど)、そしてMA作業で切り貼りというのがほとんどである。
アニメにハリウッド作家を投入するこの時代、それも致し方ないのかも。


December 06, 2006

東陽ふれあい音楽会 クリスマス特別演奏会


満員の会場で

今年度最後となるクリスマス特別演奏会に出演させていただいた。
会場はやはり寒かったが、みなさんの暖かい雰囲気でトークも好調。仕込みは全然やってないんだけど、ついつい押し気味に。そのうち、演奏よりもトーク主体となりそうでやや心配。
もちろん演奏の方も、会場の暖かい雰囲気に包まれて好調でした。
歌のお姉さん(?)も、歌・トークともによろしい。

寒い中ピアノを弾く

ポケットにカイロを忍ばせての演奏。弾く直前までカイロを握りしめる。
寒さで脳が鈍くなりフレーズに切れがなかったらどうしようと心配していたが、なんとか大丈夫だった。これも、会場のみなさんからパワーを頂いたおかげ。

恒例の作曲コーナー!
本日も大盛り上がりの「その場で作曲」コーナー。
喜多見ちよから出されたお題サンプルは「晩秋の風に舞う六号公園(会場の隣にある公園)のイチョウの葉」というもの。なんとなく出題傾向がわかってきた。どうやらその地域のものを取り入れるようだ。具体的なキーワードがある程度多い方がやりやすい。

そして会場にマイクを向ける。
本当は多くの人に出題してもらう予定だったのが、ここまでのしゃべりすぎがたたって時間がなくなり、残念ながら1名様だけとなってしまった。(内心ホッ)
その1名からのお題は「世界の夜明け/元気が出る曲」という指定。そして最後に、館長にステージに上がってもらい感謝の曲をプレゼント。
なごやかな雰囲気の中、無事演奏会が終了。

会場のみなさまは本当に聴き上手で、とても楽しく演奏することができました。ありがとうございました。

本日のお楽しみ!

終演後の食事、とてもおいしくいただきました。