曲書き屋の音楽日記　-Today's S.P.O.-

10年越しの音源復刻！

10年越しのオーケストレーション

1998年1月2日、某特番OAの際に使用された音源の復刻をスタート。
スケッチ譜すらも残ってないため、自分の曲を自分で聴いて採譜するという、なんとも情けないことになってしまった。
ちょっとお恥ずかしき音源ではあるが、ここは敢えてリメイク。

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音源制作は、1997年12月とある。
まずは音がしょぼい。なんともチープなシンセの音色。
でもこれは、当時の制作環境を考えれば仕方ない。
言い換えれば、ここ10年でのPC処理能力とメモリが劇的に進歩したということ。（ちなみに、今のMacは5台目です。）
たしか、当時はMIDI制御のみで、Macintosh IIsiというレトロマシンを使用。OSは6.0.7で頑張っていた。そして驚くなかれ、メモリはたったの5MB！。今では全くもって信じられないスペック。（OSの供給はフロッピーだった！）

あとは曲の中味。これはノーコメントですが…。

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ということで、自分の曲を自分でコピーして、さらにそれをオーケストラ版にリメイクすることにしました。
まずは五線紙と鉛筆でスコアを書き、それを弾いて音源を作り、最後はフィナーレで浄書。

これのお披露目は来年？

打ち合わせ

春に向けていよいよ始動！
今日は夕方から浜松で、デザイン事務所フォース・アイさんとの打ち合わせ。
昨年12月に株式会社にステップアップされ、ますますお忙しそう。
そこへもってきて月末。これはまずかった。仕事がかなり重なっているよう。
とは言いながらも快く引き受けていただきました。

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ひとつのものを創り出すには、とても多くの段取りがあります。
今日の打ち合わせもそのうちの1コマ。
プログラムの構成を考え、楽器編成を考え、スコアを書き、リハ、そして本番。
さらに大変なのが音楽以外のこと。集客、媒体、メディア、収支などなど。
これらの道のりも、完遂した時の達成感をイメージすることで乗り越えられる。
われら右脳人間はイメージで生きてますので！

制作3連発です

DAWソフトはdp4のまま
TV用BGMを1日1曲のぺースで仕上げ、なんとか締め日第１弾に間に合いました。
おかげで、目・首・肩・背中にいたるまでボロボロ。ほぐしてもらってもその場しのぎ。すぐに固まってしまう。
それでも、オンエアを見て自分の曲を聞いて安心し、気持ちはほぐれた。

まだまだ制作作業は続きます！

明るいなかま

豊川へ向かう途中、「なかま、なかま、なーかーまー」っていう曲の話題になる。
これは、かつて道徳の時間に学校で見たテレビ番組の主題歌。道徳の番組が一番楽しかったなぁ。
6年の世代差はあっても、この曲は知っているようで一安心。

ところが途中のメロディーが思い出せない。
イントロ〜Aメロまではわかるのだが、その続きがどうしても「気球に乗ってどこまでも」になってしまう。
どうにも気になったので、帰って調べたところ、こんなのがありました。

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全50曲入りのCDですこれはいい！
こんなマニアックなCD、買う人はいるんだろうかと思いきや、結構評判がいいらしい。
道徳テレビのもうひとつの曲「くーちぶーえふーいーてー」（みんななかよし）を始め、「はたらくおじさん」から「できるかな」まで、多くの曲が収録されているみたいです。
でも、どうせなら「できるかな」は歌版だけでなく、BGMで流れていたビッグバンド4ビート版も欲しかった。

さらに残念なのは、理科5・6年のテーマ曲が入ってない！
これは歌ものではなく小編成のインスト。記憶によればメロはラッパ、リズム隊はチェンバロ・Eベース・ドラムス、上ものはヴァイオリンとチェロ？（定かでない）。
なぜかチェンバロのイントロから導かれるトランペット（フリューゲルホーン）の甘くせつない響き。理科なのに、サビのメロディーの物悲しさよ。

学校から帰って、よくピアノで弾いてました。

なつかしのDAT音源

もう1月6日。そろそろ重い腰を上げないと…

と言うことで、渋々DAT音源のリマスタリングをスタートしようと思ったところ、DATからMacに取り込める環境になってない！
なのでまずは環境整備から。

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DATをマスターとしていたのは4年程前まで。
それ以降はCD-Rに取って代わられ、今やデータで送信、マスターデータはハードディスクの中という時代。

残っているDATは、かなりの本数で、さらにかなりの曲数。(数えるのは恐ろしい！)
これがまた始末の悪いことに、1曲で3テイクも4テイクもあったりする。
当時の制作環境はまだまだフルデジタルではなく、今みたいに簡単にトータルリコールできなかったため、色々なミックスで録ってました。

今聴くと、プッと吹き出しそうなものから、われながら感心してしまうものまである。
1曲ずつのリマスタリング。地道な作業はいつ終わることやら。
年内には最終着地したい。(まだ今年が始まったばかりですが…)