February 25, 2008
オスカーは?
女優賞は主演・助演ともに予想外でした。
さて、メインよりも気になる作曲賞は、やはり「つぐない」でした。
まさに下馬評通り。今年はまともな結果だったと思います。
作曲者は、イタリアのダリオ・マリアネリ。
「プライドと偏見」ではノミネートに終わりましたが、今年はついにやりました!
そして、ゴールデングローブとのダブル受賞ですね。
改めて聴いてみましたが、全体的にヨーロッパの哀愁を感じる楽曲。
ハリウッド・コンポーザーと違ってハデではありませんが、心に染み入るスコアです。
サントラCDは15曲入り(うち1曲はジャン・イヴ・ティヴォーデが弾くドビュッシー「月の光」)
そんな中に「シェルタリング・スカイ」や「嵐が丘」の頃の坂本龍一さんっぽい曲が1曲あります。
弦が重厚なこの曲、これが一番好きだったりして…。
国内盤は3月中旬にリリースされます。
それと、映画の方の日本公開は2008年4月予定とのことです。
23:29:13 |
s-p-orch |
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February 22, 2008
贈呈!
過日、某市の新市歌制作に関わらせていただきまして、
そしたらこんなものを頂戴しました。
←立派な木箱に入っておりました
錫の花器(?)でしょうか。
都合上お見せできませんが、裏側には市歌制定の内容がしっかりと刻印されておりました。
またしても部屋を彩る戦利品がひとつ増えました。
23:11:00 |
s-p-orch |
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February 13, 2008
寒い時は…
どうやら今年の冬は寒いらしい。ここへ来ての冷え込みはかなりですね。
ここ数日は引きこもらなくてはならない作業が続いております。
放送メディア関係の音源制作が5曲、採譜・浄書依頼が8曲、紙作曲のち浄書が2曲…。
この1週間、かなり飛ばしております。
わたくしの作業室は北向きのため相当冷えております。
なので、できるだけ南側のリビングで作業したいのですが…
ここで出来ることは譜面書きと譜面読み。あとは本を読むこと。
要はPC機材やピアノ・シンセを使わない作業です。
←こちらは陽の当たるリビングでの作業
↑メインの曲の余白に、別の曲のイントロや4声体スケッチなど5曲の素材が混在してます。
全くもって自分しか理解できない書きなぐりコンデンススコアです。
モーツァルトと違って(当たり前です!)あちこちで書き直しが…
←そして寒い部屋で大急ぎPC作業
↑南部屋で書いたものを寒いのを我慢してPC浄書。
珍しく厳格な4声体コラールです。(マタイみたい)
暖房を入れればとお思いでしょうが、制作において頭がボーッとしてしまうためダメなんです。
この寒さ、まだまだ続くのでしょうか?
21:01:00 |
s-p-orch |
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February 02, 2008
星になった少年
テレビ地上波で放送しておりました。
この映画、自分にとって2つの点でちょっと馴染みがあり、それじゃあ、と見ることに。
←タイといえば象ですね。特に白象は神の化身とも。
まずひとつは、タイ王国が舞台のひとつとなっていること。
このわたくし、何を隠そうタイ語専攻でございまして、今でも読み書きくらいは…?
古くは山田長政の時代から日本とタイは関係がありますね。(アユタヤ王朝と呼ばれておりました)
そしてもうひとつは、坂本龍一さん。
この映画のサウンドトラックを手掛けてます。
メインテーマは、やはり坂本節ですね。
ティン・ホイッスルの調べも味があります。
真骨頂は、[1転]ドッペルドミナントから[3転]ドミナント9へ、さらには[1転]トニック7へと続く半音下降。
これぞ教授!的な気持ちよさです。
映画を見終わって久々にサントラCDを聴いて、ゆったりとした気分になりました。
23:58:00 |
s-p-orch |
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