July 13, 2006
日本のうた
本日「日本のうた」初仕事が無事終了。演奏しながら思うことは、メロディーもさることながら歌詞の力。
自分はインスト制作を主としてやってきたため、今まで歌詞について深く考えた事はあまりなかった。
今回、この日本のうたを演奏することになり歌詞を読んでみると、未だに意味が理解できない言葉があったりする。
小学生の頃は、ほとんど意味もわからずに、ただひたすら歌詞を追って歌っていた気がする。
いわゆる「文部省唱歌」と言われる曲の数々。なつかしくも美しいメロディ。
ただし、これがなかなかのくせ者。思いのほか音域が広い。(もっとも歌謡曲に比べてではあるが)
うたのキーを定めるのにもちょっと苦労。
最近多くなってきたR&B系の歌手の場合は別として、1オクターブ+3度以内というのが一般歌謡曲での適正音域の不文律とされている。
これをベースに考えていると、唱歌のキー設定はなかなか考えさせられる。
歌い手の一番おいしい音域をどこに持ってくるか。
これによって表現力にも差が出る。
とは言いながら、「Summer In Memories」もこれを越えている。歌うのはややつらそう。
今思えば、この曲もう2度下げた方がよかったかも…。
ちなみに、歌版「Summer In Memories」は本日が初お披露目でした。
本日の演奏曲
- 浜辺の歌
- われは海の子
- この広い野原いっぱい
- Summer In Memories
- 夏の思い出
- 蘇州夜曲
- ふるさと
- 見上げてごらん夜の星を
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