September 20, 2006
田原リハ
またしても、田原文化会館でのリハ。ここは、ピアノは自分でセットしなくてはならない。
ピアノは台車に乗っている。大きな丸い取っ手をグルグル回してピアノを床から上げて、定点位置に移動。
フルコンともなると、二人がかりでも結構重い。
準備完了して、さてリハ開始となる。
ちょっと不思議なショット
ピアノの屋根越しに写すというのは、結構多くのピアニストがやっているけど、屋根が斜めではなく面に水平に写っているのが珍しい。
まあ要は、カメラを斜めにして写しただけのことなんだけど…。
シロウトはシロウトなりに、いろいろと試してみるもんですな。
プロに感心させられるのは、全体の構図を頭で描いているところ。
シロウトは背景とかの細かいところまで気が届かなくて、どうしても被写体ばかりを追いかけてしまう。
全体を頭の中で描くというのは曲作りでも同じこと。
納期に迫られて、明確なイメージがないまま作っていった曲はやはりよくない。
いわゆる出たとこ勝負。
そういえば、小説の掴みには天才的なセンスを持つ江戸川乱歩も出たとこ勝負が結構あり、書いているうちにわけがわからなくなり、結末が書けずにあやまってしまったこともあったなぁ。
やはり明確なトータルイメージを描いてそれを具現化した作品は、自分の中でもお気に入りとなることが多い。
やはり、余裕をもっていい仕事をしなくては!
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